このようなことにお答えします。
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結論から言うと、アニメ「花咲くいろは」の2期が放送される可能性はかなり低いと言えます。
ただアニメの終了＝物語の終了ではないので、まだまだ「花咲くいろは」を楽しむことはできます。
そこで、この記事では「花咲くいろは」の2期放送の可能性が低い理由とあわせて、アニメの続きである「7年後の物語」を今すぐ知る方法について紹介します。
また、「花咲くいろは」に似てるアニメもいくつか紹介するので、アニメロスの人は試してみるのもアリですよ。
この記事の内容
- アニメ「花咲くいろは」2期放送の可能性は10％【オリジナルストーリーは続編が放送されにくい】
- アニメ「花咲くいろは」の続きはラノベで！【電子書籍なら今すぐ読める】
- 「花咲くいろは」ロスの人へ！似てるアニメ3選【やる気UP＆前向きになれる系】
- アニメ「花咲くいろは」のあらすじ【劇場版も紹介】
- アニメ「花咲くいろは」の登場人物
- アニメ「花咲くいろは」の主題歌
- アニメ「花咲くいろは」の見どころ
アニメ「花咲くいろは」は、女子高生の「松前 緒花」がひょんなことから住み込みで働くこととなった旅館で、仕事を一生懸命こなしながら恋愛や友人にも全力で向き合っていくお仕事系青春ラブコメです。
旅館での仕事をメインに家族や恋愛、友情などいろいろな要素で心を揺さぶられるシーンが多かったため、2クール分にも関わらずあっという間にすべてを観ることができたアニメでした。
「花咲くいろは」の概要
- 放送時期：2011年春夏アニメ（4～9月）
- 話数：26話+劇場版（1作品）
- 作者：P.A.WORKS
- 原作：なし（アニメ用のオリジナルストーリー）
- 聖地：石川県金沢市（湯涌温泉、西岸駅（七尾市）など）
アニメ「花咲くいろは」2期放送の可能性は10％【オリジナルストーリーは続編が放送されにくい】
引用：「花咲くいろは」公式サイト ⓒ花いろ旅館組合
アニメ「花咲くいろは」の2期（続編）が放送される可能性は10％と予想しましたが、原作がなくアニメ専用のオリジナルストーリーというのが大きな理由となっています。
アニメの2期（続編）が決定となるにはいくつかの条件を満たす必要があります。
続編決定に必要なこと
- 円盤の売上（Blu-ray＆DVD）
- 原作のストック
- 制作会社の状況
- 配信された動画の人気度＆再生回数
これらを深堀すると、「花咲くいろは」の2期放送の可能性が低い理由が見えてくるので、詳しく解説していきます。
円盤の売上は7,000枚越え！【黒字ラインは4,000枚】
アニメ「花咲くいろは」の円盤売上は1枚あたり7,000枚と、黒字ラインである4,000枚を軽々と突破しています。
＜円盤の売上＞
| 巻数 | 売上枚数 |
| 1巻 | 8,548枚 |
＊2021年11月時点
売上枚数は1巻だけしか分かりませんが、傾向としては1巻から徐々に右肩下がりになっていくので、おそらく2～9巻は6,000～8,000枚ほどは売れているでしょう。
なので、平均で約7000枚としましたが、黒字ラインは越えているので、円盤売上に関しては2期決定のプラス要因になると言えます。
原作ストックはなし【7年後の物語を描いた小説がある】
アニメ「花咲くいろは」はアニメ専用のオリジナルストーリーなので、原作は一切ありません。
仮に2期を制作することになった場合は、新たにストーリーから作る必要があるので、通常よりもハードルは高くなります。
なので、原作に関しては2期決定のマイナス要因となるでしょう。
7年後の緒花たちを描いた小説がある
「花咲くいろは」にはアニメからそれぞれ7年後を描いた小説がWeb限定で配信されています。
アニメではありませんが、緒花たちや喜翆荘の未来がのぞけるので、試しに読んでみるのもアリかもです。
制作会社は「P.A.WORKS」【続編制作はほとんどない】
「花咲くいろは」を制作したアニメーション会社は「P.A.WORKS」ですが、これまでに「Angel Beats!」「凪の明日から」などの人気アニメを制作した実績があります。
ただ、劇場版での続編制作が数本あるくらいで、TVアニメでの続編を制作したことはほぼありません。
なので、制作会社の状況自体に問題はありませんが、これまでの傾向を考慮すると2期を制作する可能性は低いと言えます。
動画の人気はまずまず【再生回数は1,700万回越え！】
以前まで2期（続編）決定には、円盤の売上が注目されてましたが、ここ最近は配信された動画の人気や再生回数も注目されています。
その中で、「花咲くいろは」は「dアニメストア」の「気になる」を60,000以上も獲得しているので、動画の人気は高めと言えます。
ただ、続編が放送されたアニメは80,000～10万を超えている作品も多いので、2期決定のプラス要因になるとは考えにくいでしょう。
＜続編が放送されたアニメの「気になる」＞
| タイトル | 「気になる」の数 |
| ウマ娘 プリティーダービー | 114,267 |
| 冴えない彼女の育てかた | 103,341 |
| 中二病でも恋がしたい！ | 74,466 |
| 赤髪の白雪姫 | 72,707 |
| 花咲くいろは | 61,703 |
＊2021年11月時点
再生回数に関しては、中国の「ビリビリ」で1,700万回以上とある程度の人気があることが分かります。
ただ、2期（続編）が放送されたアニメは8,000万～1億回以上再生されている作品も多く、2000万弱の再生回数ではプラスというよりマイナス要因になると言えます。
ここまでの結果をまとめると「円盤売上◎」「原作のストック×」「制作会社の状況△」「動画の人気度＆再生回数×」となるので、「花咲くいろは」の2期が放送される可能性は10％と予想しました。
円盤の売上が良かっただけに2期の放送もありえそうですが、ストーリー的に考えてもハードルは高めなので、どうしても続きが気になる人は、7年後の物語を描いた小説を読むのもアリですよ。
アニメ「花咲くいろは」の続きは小説で！【電子書籍なら今すぐ読める】
引用：「花咲くいろは」公式サイト ⓒ花いろ旅館組合
アニメ「花咲くいろは」の続きを読みたい人は、電子書籍を試してみるのもアリです。
「本で読みたい」という人には不向きですが、「売り切れがない」「どこでも読める」などメリットも多いので、けっこう便利ですよ。
＜「花咲くいろは」の関連書籍＞
| タイトル | 巻数 |
| 花咲くいろは ～いつか咲く場所～ | 1～6巻 |
| 花咲くいろは コミカライズ（マンガ） | 1～5巻 |
| 花咲くいろは Green Girls Graffiti（マンガ） | 1～2巻 |
＊2021年11月時点
また、電子書籍に興味のある人は作品数が多く、割引キャンペーンが豊富な「DMMブックス」か「ebookjapan」をおすすめします。
両方とも会員登録（無料）が必要ですが、割引キャンペーンが豊富なので、マンガや小説を気軽に読めますよ。
＜キャンペーンの内容（一部）＞
| キャンペーン | 期間 | |
| DMMブックス | 50～70％OFF or 50～70％ポイント還元 | ランダム |
| ebookjapan | 50％OFFクーポン （6回分） | 初回ログインから60日間 |
＊2021年11月時点
ただ、他のアニメの原作や無料マンガが多いので、ドハマりすると読むのを辞められなくなるかもです……
なので、睡眠が足りていない人は利用するのをやめておきましょう……寝不足は身体に悪いので……
▼「花咲くいろは」の続きが読める電子書籍
クリックするとそれぞれの公式ページへ移動します。
「花咲くいろは」ロスの人へ！似てるアニメ3選【やる気UP＆前向きになれる系】
引用：「かくりよの宿飯」公式サイト
©2018 友麻碧・Laruha／ＫＡＤＯＫＡＷＡ／「かくりよの宿飯」製作委員会
書籍じゃなくアニメが良いという人は似てるアニメでロスを解消するのもアリですよ。
「花咲くいろは」に似てるアニメ
- 「かくりよの宿飯」
- 「TARI TARI」
- 「宇宙よりも遠い場所」
「かくりよの宿飯」は異世界系のアニメですが、「津場木 葵」の性格や旅館で働くという設定が似てるので、「花咲くいろは」が好きな人はハマる可能性が高いと思います。
「TARITARI」は合唱を中心とした学園青春アニメで、頑張る姿やヒロインが3人という共通点が多いので、選んでみました。
「宇宙よりも遠い場所」は、ラブコメ要素はありませんが、ヒロインたちが悩みながらもまっすぐと突き進むところや、困難を乗り越えていく姿に「花咲くいろは」を観てるときと同じような気持ちになります。
これらをすべて観た人は「白い砂のアクアトープ」「赤髪の白雪姫」なども似てる部分が多いので、試しに観てみるのもアリですよ。
また、紹介したアニメはすべて「dアニメストア」で視聴できますよ。
↓こちらはVODの失敗しない選び方やメリット、注意点についてまとめた記事なので、興味のある人は参考にしてください。
-
【初めてでも失敗しない！】アニメ視聴におすすめのVOD3選+1【無料お試し期間アリ】
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アニメ「花咲くいろは」のあらすじ【劇場版も紹介】
引用：YouTube「Lantis Channel」ⓒ花いろ旅館組合
突然の夜逃げ、突然の告白、そして突然の別れ――。
今までとは違う自分になりたかったという夢は、急に現実となりました。
私、松前緒花の平凡な日常は1日にしてドラマチックな展開を迎えたのです。通い慣れた、それでいてあまり愛着のない街を出て、
話したことや会ったこともない祖母の元で暮らすのです。大正浪漫あふれる温泉旅館・喜翆荘（きっすいそう）。
そこで出会う人たち。花の芽が地上に出て新たな世界を知るように、
私も、今までとはまったく違う、新しい生活を始めます。それは辛いことかもしれません。
でも、めげても、くじけても、泣きじゃくっても明日は来るんです。
だからこそ私は頑張りたいんです、そして輝きたいんです。太陽に導かれるよう咲く花のように
いつか大輪の花を咲かせられるように……。
第1話「十六歳、春、まだつぼみ」
突然、母、皐月（さつき）から「夜逃げをすることになった」と伝えられた松前緒花（まつまえ・おはな）。
母親から手渡されたのは“喜翆荘”（きっすいそう）という名と、電話番号が書かれた一枚の紙切れだけ。
住み慣れた街、母親、そしてクラスメイトの種村孝一（たねむら・こういち）に別れを告げ、まだ出会ったことのない祖母がいる街で暮らすことになった緒花は、海岸線を走る列車からの景色を見ながら、これから始まる新たな生活に思いをはせるのだった。
第2話「復讐するは、まかないにあり」
「従業員として働きながら高校に通うこと」と、祖母である四十万スイ（しじま・すい）から厳しく言われ、スイが経営する温泉旅館“喜翆荘”で、新たな生活を歩み始めた緒花。
それは思い描いていた生活とはほど遠い世界だった。
だが彼女は、板前見習いとして住み込みで働く鶴来民子（つるぎ・みんこ）や同じ仲居の押水菜子（おしみず・なこ）をはじめ、喜翆荘で働く従業員たちと打ち解けようと孤軍奮闘。
しかしその頑張りが裏目に出てしまう。
第3話「ホビロン」
“喜翆荘”で長逗留をしている売れない小説家、次郎丸太郎（じろうまる・たろう）。
彼の書きかけの原稿をゴミだと勘違いして捨ててしまった緒花は、次の朝、まかないの支度途中に姿を消してしまう。
「東京に帰ってしまったのでは？」と心配する従業員たち。
しかしスイは、そんな彼らを横目に旅館の大掃除を命じる。
掃除のため次郎丸の部屋に向かった菜子だったが、次郎丸に、かたくなに掃除、そして部屋に入られることを拒まれてしまうのだが……。
第4話「青鷺ラプソディー」
民子、菜子と同じ学校に通うことになった緒花。
東京から来たということで女生徒たちには質問攻めに、実は男子に人気のある民子と一緒に住んでいるということで、男子生徒からは興奮気味に詰め寄られる。
その勢いに戸惑う緒花を救ったのは、クラスメイトであり、
有名温泉旅館“福屋”（ふくや）の一人娘である和倉結名（わくら・ゆいな）だった。
にぎやかにスタートした緒花の学校生活だが、校舎裏で男子生徒から告白を受けている民子の姿を目撃する。
第5話「涙の板前慕情」
“喜翆荘”の板前であり民子を指導する先輩でもある宮岸徹（みやぎし・とおる）。
緒花と民子は、彼がホットパンツ姿の結名をバイクに乗せ走り去るのを目撃する。
驚くふたりだったが、翌日、板長の富樫蓮二（とがし・れんじ）から徹が来ないことを告げられた民子は、さらにショックを受ける。
事情を知った菜子や次郎丸、仲居頭の輪島巴（わじま・ともえ）らも加わってあれこれ推測するも、次郎丸が仕入れた情報により、福屋旅館による徹の引き抜きという結論に至るが……。
第6話「Nothing Venture Nothing Win」
ある朝緒花が玄関を掃除していると、車に乗ったひとりの女性が現われる。
彼女こそ、経営が苦しい“喜翆荘”を立て直すべく、叔父であり番頭である四十万縁（しじま・えにし）が雇った経営コンサルタント川尻崇子（かわじり・たかこ）だった。
実は、ほぼ毎月やってくるという崇子から今回提案されたのは、仲居の服装を一新する案だった。
ド派手な衣装を前にとまどう従業員たちだが、崇子の迫力と縁の勧めで、とりあえず服装を変え仕事をすることに。
第7話「喜翆戦線異状なし」
母からの電話でお見合いを勧められる巴。
すでに相手の写真も送ったと言われ、実家に帰ってこいと迫られる。
それに対して勝手に決めないでと反論するも、高校時代の友達の中で結婚していないのは巴だけであることや、喜翆荘でお金持ちのお客さんを捕まえて玉の輿に乗ることに失敗していることを指摘され言葉に詰まる。
今の仕事を続けるか、それとも結婚か。
これからの人生について悩む巴。
そんな彼女の前に、少し特殊な常連客一行が現われる。
第8話「走り出す」
旅行雑誌で喜翆荘のある湯乃鷺温泉街が特集されることを知った緒花。
旅館ランキングで上位になればお客も増え、スイからも労ってもらえるのではと妄想する。
しかし現実は1組の予約しか入っておらず、菜子や徹が休みをとるぐらい暇だった……。
ところが幸か不幸か常連さんと飛び込み客が重なり、一気に慌しくなる喜翆荘。
スイも仲居として巴や緒花を手伝おうとするが、急に倒れてしまう。
そんな中、崇子はお客に覆面記者がいると言い出すのだが……。
第9話「喜翆荘の一番長い日」
いきなり増えた宿泊客。突然倒れ病院に運ばれたスイ。菜子や徹の不在。
そして覆面記者宿泊の疑い……。
女将不在の中、右往左往する喜翆荘の面々は、崇子の提案で覆面記者と思われるお客を優先に接客しようとする。
しかし緒花はこれまで通り、宿泊客全員に平等のおもてなしをするべきだと反対。
友人の結婚式に出席している徹も連れ戻すと言って飛び出す。
徹が見つからず焦る緒花の携帯に、突然孝一から着信が入る。
第10話「微熱」
最近、毎朝早起きをして玄関や帳場の掃除を続けていた緒花だったが、無理がたたり熱を出して倒れてしまう……。
落ち着いて寝ている緒花を心配そうに見つめる民子や菜子、巴たちは、今日一日ゆっくり寝かしておこうと決める。
オリジナルのおかゆを持ってくる徹や、お見舞いがてら新作を披露する次郎丸など、皆が入れ替わり立ち替わり緒花の様子を見に来るも、緒花は自分がいなくても仕事が回るのを見て、本当に自分は必要なのかと自問する。
第11話「夜に吼える」
湯乃鷺温泉街の特集が載った旅行雑誌の発売日。
緒花は旅館ランキングでの喜翆荘の高評価を期待していたが、現実は10点満点中の5点。
またランキングの結果を受けてか、予約キャンセルが相次いでいた。
ランキングの結果に納得のできない緒花は、「喜翆荘にめちゃくちゃな評価をつけた犯人と戦ってきます」と書おきを残し、電車に飛び乗っていた。
交渉（？）のすえ、なんとか出版社で記事を担当したライターの名刺を見せてもらうのだが……。
第12話「じゃあな」
旅行雑誌の旅館ランキングで、喜翆荘に悪い点数を付けられたのは大人の事情が絡んでいたと知ってショックを受ける緒花。
心配で迎えに来た徹と民子に慰められ、3人は小さなビジネスホテルで一夜を明かすことに。
翌朝、緒花は喜翆荘の本当の良さを知ってもらうため、母親であり、ライターでもある皐月を誘拐して連れて帰ることを宣言。
徹と民子にも協力を仰ぐ。
それを了承する徹だったが、孝一も一緒に喜翆荘に連れていくという条件を出す。
第13話「四十万の女 ～傷心MIX～」
母親を車に乗せ戻ってきた緒花たち。
皐月は着くなり、浴衣のデザインやお茶菓子、お風呂の時間について、いろいろと指摘する。
菜子はそんな彼女を素敵と思い、小さい頃から姉にいじめられてきた縁は威圧的なオーラにひるみ、次郎丸は皐月の艶めかしく白いうなじにやられていた。
一方、スイと緒花は皐月と距離を取っていたのだが……。
仕事を通してスイ、皐月、緒花それぞれの気持ちが交錯。
四十万の女たちの物語に新たな1ページが加わる。
第14話「これが私の生きる道」
空に浮かぶ白い雲、照りつける太陽、目の前に広がる青い海。
今日は緒花たちが通う香林（こうりん）高校の修学旅行。
水着姿の緒花が、パーカーとショートパンツとサングラスで完全防備姿の民子の手を引き海へ誘っていた。
仕事を離れ緒花、民子、菜子、結名たちは南国の夏を満喫していた。
宿泊先の大きさに圧倒される緒花。
旅館の番頭であり跡取り息子の日渡洋輔（ひわたり・ようすけ）は、何か結名と関係がありそうな雰囲気だが？
第15話「マメ、のち、晴れ」
結名の遠い親戚の日渡洋輔。
彼の実家が経営する旅館「福洋」に修学旅行で泊まることになった緒花たち。
しかし番頭である洋輔の厳しい指導や彼の態度に我慢できず、バイトの仲居4人が突如辞めてしまう。
洋輔の両親と残った従業員は、手空きの仲居がいないか組合に連絡を取るなど奔走する。
それを見ていた緒花は、自ら仲居の仕事を手伝うと伝えるも、洋輔の父にお客様の手を煩わせるわけにはいかないからと断られるのだが……。
第16話「あの空、この空」
結名の実家である「福屋旅館」に集まった湯乃鷺温泉の女将、組合員たち。
不況の時世、どうやったら温泉地を盛り上げられるかと話し合っていた。
その中には緒花、菜子、民子、そして結名の姿も。
突然女将から率直な意見をと求められた緒花たちは、自分たちの欲望のまま答え女将たちを呆れさせてしまう。
その頃、喜翆荘では縁と経営コンサルタントの崇子が、スイに喜翆荘を舞台にした映画の製作、そしてその映画への出資の提案をしていた。
第17話「プール・オン・ザ・ヒル」
喜翆荘の螺旋階段では、緒花と菜子に追い詰められ進退窮まった結名の姿があった。
喜翆荘を舞台にして、さらに現地の人も積極的にキャスティングすることとなった映画製作。
特撮用の機材も運び込まれ、カメラテストが行なわれていた。
それを嬉しそうに眺める縁。
喜翆荘の庭にある池が映画の為に掃除され、元のプールの姿を取り戻すと、縁はそこに過去の幻影を見る。
一方、東京に戻った皐月からスイへ一本の電話が……。
第18話「人魚姫と貝殻ブラ」
夜、次男をおぶりながら台所で夕食を作っていると、長男と次女の「お腹空いたー」という声が響き、居間からは小学校の教師である両親の討論が聞こえてきた。
「そういう話は学校で！」と、弟妹の面倒を見ながら両親をたしなめる菜子。
そこには家の外では見られない力強くしゃべる姿があった。
翌日、菜子はお客から見ごろの花を聞かれるも、すぐに答えられず落胆する。
家でのように振舞いたい、やっぱり今の自分を変えたいと思い始めていた。
第19話「どろどろオムライス」
文化祭で「姫カフェ」を企画することになった緒花たちのクラス。
主に男子からの強い支持で、接客チームのリーダーは結名姫、料理チームのリーダーは民子姫ということに決まり、緒花は仲居の経験を活かし接客チームの講師を任される。
あまり乗り気でない民子だったが、徹の「文化祭当日の昼間は暇だ」というひと言で俄然やる気に。
限られた調理器具で、最高の料理を作ろうとメニューをいろいろと考えるのだが……。
第20話「愛・香林祭」
文化祭の「姫カフェ」のメニューについてクラスメイトと言い合いになってしまった民子。
売り言葉に買い言葉、材料の買い出しや準備を自分だけでやると言い、準備当日も朝早くからひとりで出かけていた。
心配した緒花は集合時間より早く教室に行くと、そこには黙々と準備を進める民子の姿が。
手伝いを申し出る緒花に、民子は手伝いはいらないと声を張り上げる。
一方クラスメイトの水野と二人きりで準備していた菜子だったが…。
第21話「蘇る、死ね」
縁と崇子から突然の結婚宣言を聞かされる喜翆荘の面々。
お金がなく結婚式があげられなくても、ふたりの力で旅館を盛り返すと息巻く縁だったが、スイから喜翆荘の番頭としての体面を保つため、必ず式は挙げること、と条件を出される。
結婚費用の高さに頭を抱える縁、そしてそれを見つめる緒花たち……。
だが豆じいのひと言から、皆が手伝い喜翆荘で結婚式を挙げることに。
緒花や初めて宴会料理を仕切ることになった徹は俄然やる気を出す。
第22話「決意の片思い」
緒花、菜子、そして結名は手作りのウェディングドレスを、蓮二から初めて宴会料理を任された徹は当日のメニュー作りに、そして次郎丸はオリジナルの寸劇の準備にと、
それぞれが縁と崇子の結婚式準備を進めていた。
そんな中、あることから一方的に民子に嫌われてしまった緒花は、何とか話し合おうとするのだが取り付く島も無い……。
どうすることも出来ない緒花だったが、母・皐月との電話の中で聞かされた言葉をきっかけに、あることを決意する。
第23話「夢のおとしまえ」
四十年欠かさずつけてきた業務日誌を誰かに引き継いでほしいという電六の申し出。
それを了承したスイは、ある重大な決心を緒花に告げる……。
後日スイの気持ちを知ることとなった喜翆荘の人々は、普段と同じよう仕事をこなしながら、これからの自分たちの行く末を思案していた。
そんな中、崇子は縁が騙し取られたお金を取り戻すため東京に行くことを宣言。
それを聞いたスイから、緒花も一緒に東京へ連れていってほしいと頼まれる。
第24話「ラスボスは四十万スイ」
偶然にも東京で出会った緒花と孝一。
突然のことに驚くふたりだったが、孝一はあらためて自分の気持ちを緒花に伝えようと、ゆっくりと話しだす。
しかし孝一の気持ちを汲み取った緒花は、それを遮り、
ぼんぼり祭に来て欲しいとお願いする……。
喜翆荘に戻ってきた緒花と崇子を待ち受けていたのは、ひっきりなしに入る予約の電話だった。
盛り上がる縁や巴だったが、スイは決心を変えるつもりはなく、これ以上の予約を取らないようにと言う。
第25話「私の好きな喜翆荘」
湯乃鷺温泉にある神社や湖では、ぼんぼり祭の準備が着々と進められていた。
結名から渡されたのぞみ札を持って緒花が戻ると、縁をはじめ蓮二や徹、民子や菜子、巴たちが、いつもより多くのお客さんをどうやってもてなすかとバタバタしていた。
それを見ていたスイは、半ば諦めつつも祭の日だけは、今まで通りのやり方でもてなすようにと告げる。
スイ、電六を除く面々が一丸となって喜翆荘を盛り上げようとしている中、緒花はどこか違和感を覚えた。
最終話「花咲くいつか」
神社を目指して徐々に集まるぼんぼりの灯り。
暗闇の中で輝くその灯は、空に輝く天の川のようにも見えた。
初めて目にするその様子に感動する緒花。
そのとき携帯電話に孝一からのメールが入る。
人の流れに逆行して、慌てて駆け出すその手には、願いが書かれたのぞみ札が握られていた……。
夜店をのぞいたり飾られたぼんぼりを眺めたりとそれぞれが祭を楽しみ、一夜の夢が終わる。
緒花、民子、菜子、そして皆の新しい物語がここから始まる――。
劇場版 「花咲くいろは HOME SWEET HOME」
引用：「劇場版 花咲くいろは HOME SWEET HOME」公式サイト
ⓒ2012花いろ旅館組合
「私、もっと輝きたいんです…!」
祖母の経営する温泉旅館”喜翆荘”（きっすいそう）での住み込み生活にもすっかり慣れた、東京生まれの女子高生・松前緒花は、板前見習いの鶴来民子や仲居見習いの押水菜子らと過ごす毎日の中で、少しずつ変わっていく自分に気が付きはじめていた。
秋も深まってきたある日、クラスメイトでライバル旅館“福屋”の一人娘である和倉結名が、喜翆荘に女将修行にやってくる。
奔放な結名に翻弄されながらも面倒をみていた緒花は、掃除をしていた物置の中で、あるものを見つける。
アニメ「花咲くいろは」の登場人物
引用：「花咲くいろは」公式サイト ⓒ花いろ旅館組合
松前 緒花（CV：伊藤 かな恵）
引用：「花咲くいろは」公式サイト ⓒ花いろ旅館組合
ー松前 緒花の性格＆特徴ー
16歳。突然、祖母が女将をしている温泉旅館・喜翆荘で仲居として暮らすことになった高校生。
時々、変な妄想をする夢想家ではあるが、それなりに現実を見据えてもいる。
特徴は大きな声と天然パーマ。
鶴来 民子（CV：小見川 千明）
引用：「花咲くいろは」公式サイト ⓒ花いろ旅館組合
ー鶴来 民子の性格＆特徴ー
板前見習いとして喜翆荘に住み込みで働く17歳。
コミュニケーションが不器用で誤解される上に、言動がキツくて近寄り難い。
あだ名は「みんち」
押水 菜子（CV：豊崎 愛生）
引用：「花咲くいろは」公式サイト ⓒ花いろ旅館組合
ー押水 菜子の性格＆特徴ー
しっかり者だが人前では大人しい。
そんな自分を変えたいと思って、喜翆荘で仲居のアルバイトを始めた17歳。
あだ名は「なこち」
和倉 結名（CV：戸松 遥）
引用：「花咲くいろは」公式サイト ⓒ花いろ旅館組合
ー和倉 結名の性格＆特徴ー
16歳。喜翆荘のライバル旅館・福屋の一人旅であり、民子や菜子と同じ高校に通う同級生。
性格はほんわか天然系なお嬢様タイプ。
時々キツイ発言や行動もあるが、悪人ではない。
輪島 巴（CV：能登 麻美子）
引用：「花咲くいろは」公式サイト ⓒ花いろ旅館組合
ー輪島 巴の性格＆特徴ー
28歳。喜翆荘の仲居頭。
噂好きで、覗き見好き。そのせいで周りが振り回されることも。
面倒見はよく、緒花や菜子たちを気にかけてくれている。
実は泣き上戸。
種村 孝一（CV：梶 裕貴）
引用：「花咲くいろは」公式サイト ⓒ花いろ旅館組合
ー種村 孝一の性格＆特徴ー
16歳。女性に優しい都会の草食系男子で、緒花の東京でのボーイフレンド。
自分の欲求よりも相手の幸せを願うタイプであり、機が熟すまで辛抱強く待ち続ける一面を併せ持つ。
松前 皐月（CV：本田 貴子）
引用：「花咲くいろは」公式サイト ⓒ花いろ旅館組合
ー松前 皐月の性格＆特徴ー
38歳。緒花の母親。
スイには絶縁されており、15年前に夫と死別してからはフリーライターとして生計を立てながら緒花を育ててきた。
ギャラの為なら何でも書く故、出版社にとっては便利で厄介な存在。
女か母かと問われれば、迷わず女であることを選ぶ奔放さは捨てられない。
四十万 スイ（CV：久保田 民絵）
引用：「花咲くいろは」公式サイト ⓒ花いろ旅館組合
ー四十万 スイの性格＆特徴ー
68歳。喜翆荘の女将。
夫に先立たれてから、女手一つでこの喜翆荘を切り盛りしてきた。
緒花の母方の祖母にあたる。
予備動作無く手が出る厳しさはとてつもない。
だが、厳しさの中には優しさ、凛とした強さを自然と醸し出しており、ここで働く従業員はみなスイを尊敬している。
四十万 縁（CV：浜田 賢二）
引用：「花咲くいろは」公式サイト ⓒ花いろ旅館組合
ー四十万 縁の性格＆特徴ー
32歳。四十万家の長男で喜翆荘の番頭。
なんとか旅館を流行らせようと、怪しげコンサルタントと手を組んでいる。
母思いだが、できのいい姉の皐月にコンプレックスを抱いている。
旅館の長男に生まれていなければ、今頃映画監督になっていたと自分では思っている。
宮岸 徹（CV：間島 淳司）
引用：「花咲くいろは」公式サイト ⓒ花いろ旅館組合
ー宮岸 徹の性格＆特徴ー
23歳。喜翆荘の板前で、民子を指導する先輩。
緒花たちをいつもからかっていて、口調や態度はちょっと乱暴だが、頼る兄貴的存在でもある。
料理への情熱は誰にも負けない。
富樫 蓮二（CV：山口 太郎）
引用：「花咲くいろは」公式サイト ⓒ花いろ旅館組合
ー富樫 蓮二の性格＆特徴ー
42歳。喜翆荘の板長。寡黙で渋い男。
普段はすさまじいテクニックを持つ凄腕料理人なのだが、プレッシャーにはとことん弱い。
北陸で一番スカジャンが似合う男を自負している。
川尻 嵩子（CV：恒松 あゆみ）
引用：「花咲くいろは」公式サイト ⓒ花いろ旅館組合
ー川尻 嵩子の性格＆特徴ー
30歳。縁が雇った経営コンサルタント。
顧客の説得には英語のことわざを用いる。
だがアドバイスはいまのところ空回り。
日本一1960年代のプレタポルテが似合う女を似合う女を自負している。
縁は大学の先輩らしい。
次郎丸 太郎 （CV：諏訪部 順一）
引用：「花咲くいろは」公式サイト ⓒ花いろ旅館組合
ー次郎丸 太郎の性格＆特徴ー
31歳。売れない小説家。
カンヅメに憧れ喜翆荘に長逗留しているが宿泊料を払ったことはない。
ある日、山道を登りながらこう考えた。
智を捨てよう、エロに流されよう、これからは社会派官能小説だ。
助川 電六（CV：チョー）
引用：「花咲くいろは」公式サイト ⓒ花いろ旅館組合
ー助川 電六の性格＆特徴ー
73歳（推定）喜翆荘の営繕さん。
無口で何を考えているのかわからない
喜翆荘開業時からの従業員で残っているのは彼一人。
喜翆荘業務日誌担当。
ボイラー室でじっと焔を眺めている時の自分が好き。
アニメ「花咲くいろは」の主題歌
引用：「花咲くいろは」公式サイト ⓒ花いろ旅館組合
「花咲くいろは」の主題歌
- OPテーマ：「ハナノイロ」
- EDテーマ：「Hazy」
- EDテーマ（11話）：「細胞キオク」
- OPテーマ2：「面影ワープ」
- EDテーマ2：「はなさくいろは」
OPテーマ：nano.RIPE「ハナノイロ」
EDテーマ：スフィア「Hazy」
EDテーマ（11話）：nano.RIPE「細胞キオク」
OPテーマ2：nano.RIPE「面影ワープ」
EDテーマ2：クラムボン「はなさくいろは」
アニメ「花咲くいろは」の見どころ
引用：「花咲くいろは」公式サイト ⓒ花いろ旅館組合
喜翆荘に客として現れた皐月
ライターである皐月にしっかりと喜翆荘を見てもらうために、なんとかして東京から皐月を連れてきた緒花でしたが、スイは緒花はもちろんのこと自分すらも一切接客はしないと言い放ち、みんなは大慌てになります。
案の定、皐月は旅館内ではいろいろな箇所に顔を出してはダメ出しを繰り返し、みんなのやる気を奪ってしまいました。
そんな時、一切接客はしないと言っていたスイが板場で料理を始めたかと思えば、緒花は奈子がやるはずだった皐月の布団の準備を変わってほしいと言い出します。
そして、その様子に気付いた皐月が、最後にお酒の追加と共に無茶苦茶な注文をしたことで、緒花はとても困惑してしまいました。
それぞれの文化祭
緒花たちの通っている学校で文化祭の時期となり緒花、民子、結名たちのクラスの出し物は「姫カフェ」に決定しましたが、クラス全体が盛り上がる中、半ば強引に料理のリーダーとなった民子は全く乗り気ではありませんでした。
しかし、想いを寄せる徹が来るかもしれないことを知った民子はやる気を出しますが、料理に対して妥協できない民子は、みんなの希望であった「オムライス」を却下してしまい孤立することに。
そんな時、民子が孤立していることを耳にした菜子が様子を見に来ると、「オムライスが食べたい」と発言し空気が一変しますが、民子は分かったと言って「オムライス」を作り始めます。
そして、そんな民子を見て「オムライス」を却下した理由が料理チームのメンバーに伝わり、徐々に距離が縮まり出したところで、緒花が意外な提案をして民子とみんなを驚かせました。
孝一との再会と変わっていく喜翆荘
スイに喜翆荘を閉めると聞かされた緒花は、今後の進路を決めるため上京したときに、偶然にも孝一と再会しぼんぼり祭りを見にきてほしいと緒花が誘ったことで、今までのすれ違いをなんとか解消することに成功します。
しかし、戻ってみると、喜翆荘のみんなは続けたいとスイに猛反発するが、スイの気持ちを知っている緒花はみんなに心から協力できませんでした。
そんな中、緒花だけはみんなが断ったぼんぼり祭りの準備に行くことが決定し、みんなとの距離は開く一方となっていきますが、喜翆荘自体は旅行雑誌で取り上げられたことの後押しもあり、喜翆荘はかつての賑わいを取り戻しつつあります
そして、急激に増えたお客様に対応するにあたって、今までのやり方ではなく新しいやり方を取り入れみんなで一丸となって頑張っていましたが、時間の経過とともに思わぬ事態が発生するようになっていきました。
では、今回はこの辺で。
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